きゃべつとかぶのパスタ アンチョビバターソース

通勤の関係で夜に自炊する時間がほとんどとれなくなってしまったので、せめてもとお弁当をもっていき始めた。出来立てのあたたかいものを食べるのっていいな、って思った休日の朝。

 

>作ったもの

きゃべつとかぶのパスタ アンチョビバターソース

>手順

きゃべつ(1/4個)とかぶを適当にカットして、厚手の鍋に入れ、オリーブオイルをまぶしてから蓋をして火にかける。焦げないように様子を見ながら全体がしんなりするまでじっくり蒸す。鍋の中で野菜を寄せて、空いたスペースに、バター(10g)、ケイパー・アンチョビ(みじん切り)を入れてふつふつとさせる。ソースのようになったら野菜に行き渡らせて火を止めておく。茹でたパスタを絡めて、味をみて塩で調整する。

>コメント+改善点

+レシピ本「マンジャペッシェの技をご家庭で」に記載の、アンチョビバターソース。パスタでもいけそうと思って試してみました。元レシピでは、ニンニクが入っています。そして、白子にかけています(なんて美味しそう)。パスタでも美味しかったです。

 

鱈のみぞれ蒸し

新年明けて早五日。一層冷え込む小寒の日に、とても似合う料理でした。料理といえないくらい簡単なのも、仕事始めの本日にぴったり。

 

>作ったもの

鱈のみぞれ蒸し

>手順

鱈に塩をしてしばらく置き、出てきた水分を流して水気をしっかりふき取る。お皿に置き、上から大根おろしをたっぷりかけて、お皿ごと蒸す。鱈が蒸しあがったら生姜醤油をかけていただく。

>コメント+改善点

+おろしにしたのがミニ大根だったのだけど、きめ細かさと甘さに驚き。ミニ大根で大根おろし、これはぜひまたやりたい。

+いわゆる「みぞれ煮」より、素材の味がそれぞれ際立って、好みでした。

-見た目の問題で、せめて薄口しょうゆがあればよかったな。

かぶとほうれん草のグラタン

食べ納め。そばを食べない大晦日なんて何年ぶりかしら。おうちにある食材を使いたいがための、グラタン。とってもおいしくて満足。いい年でした。来年もかくありますよう。

 

>作ったもの

かぶとほうれん草のグラタン

>手順

1%の塩を入れたお湯で、かぶ(小2個、くし切り)を湯通しして引き上げ、次にほうれん草を茹でて冷ましておく。鍋にバターを溶かし、溶け切らないうちに玉ねぎ(1/2個、繊維にそってうす切り)を透き通るまで炒める。

かぶを入れてバターが回ったら、小麦粉を振りかける。かぶが再びつやつやになり、小麦粉がうっすら色づくまで炒める。

生クリーム(100mlくらい)を、3回にわけて入れる。都度なじませるように炒める。アンチョビをみじん切りにして入れて、少し煮詰める。

耐熱容器に流し込んで、ほうれん草(適量を1.5cm幅にカット)を適当に散らし、チーズを振りかける。200度に熱したオーブンで、焼き色がつくまで熱する。

>コメント&改善点

+かぶがとろけて、ほうれん草が少しパリッとなって、シンプルながらとっても美味しかった。

クリーミーなものにアンチョビを入れるレシピを立て続けにみたので真似っこ。調味料として使うやり方、使える。

-味見した時はちょうどよかったけど、できあがったらアンチョビが若干足りなかったな。1枚半くらい入れたけど、倍でもよかったかな。

-今回はあえてシンプルにしたけれど、プラスして具材としては鶏肉やベーコン、スパイス系ではホワイトペッパーナツメグなんかを入れてもいいね。

でも、おうちごはんはぐっとそぎ落とすことができるのも醍醐味。

 

チキンのココナッツカレー

ココナッツミルクを使用したプリン。作り方を人様のブログで見てトライしてみたけれど、ぜんぜんうまく出来なかった。

あまったココナッツミルクを使いたいがために作ったカレーが出色の出来だったので

昇華させられたということにいたしましょう。

(でもプリンも食べたいなぁ。)

レシピ本「東京スパイス番長のスパイスカレー」より、ナイル善巳さんのレシピを参考にしています。

 

>作ったもの

チキンのココナッツカレー

>手順

フライパンにオイルとクミンシード(小1/2)を入れて弱火にかけ、

クミンシードの香りがたってきて、周りに気泡がつくくらいまでおいておく。

玉ねぎみじん切りをいれて、火を強め、焦げる手前まで焼き付けるを繰り返して

あめ色にする。

ミニトマト(アイコ)をざく切りにしたもの(4個)を入れて、玉ねぎと一緒にペースト状になるまで炒める。

パウダースパイス(カルダモン、コリアンダーシード各大1)を入れて粉っぽさがなくなるまで炒め、一味唐辛子(小1/2)と塩(小1)を入れる。

水300ccとココナッツミルク100ccを入れて、鶏もも肉(事前に塩をふっておいておく)と一緒に中火にかける。アクを取る。

煮詰める感覚で全体が少しもったりするまで火にかける。味をみて、塩&クリーミーにしたければココナッツミルクを適量足す(今回は80ccくらい追加)。

>コメント&改善点

+アイコトマトがよかったのか、ココナッツミルクに負けないくらいぎゅっと野菜の甘みが感じられ、とても美味しかった。

ターメリックパウダーがなく、代わりにカルダモンを使用したが、ココナッツと合っていた気がする。

 

 

ジャーマンポテト

フリカッセのために購入したじゃがいも。どうせすぐ芽が出てきてしまうから、その日のうちに1時間くらいとろ火で茹でて冷蔵しておいた。

ジャーマンポテトにでもしようかな、と検索して出てきたこちらのページ。ちょうど、「じゃがいものおいしさを引き出す3つのポイント」として紹介されていることをそのまま行っているではないの。期せずして準備が整えられていました。

mi-journey.jp

昔読んだケンタロウさんのおつまみのレシピ本で見た、焦げ目のついた玉ねぎが絡まったビジュアルが忘れられないので、玉ねぎは追加でね。

 

>作ったもの

ジャーマンポテト

>手順

茹でじゃがいもを輪切りにして、フライパンで両目に焼き目がつくようにじっくり焼く。薄切りにした玉ねぎを重ならないように加えて一緒にじっくり焼く。

ほどよいところでベーコンを加えて、出てきた脂を全体にからませる。

塩を少々振って、バターを加えて1分ほど加熱する。

「バターはコクと風味付けの役割を果たします。1〜2分加熱し、バターが軽くはしばみ色になったらジャーマンポテトの完成です。」(上記のレシピより)とのこと。

>コメント&改善点

+おつまみではないし、時間も遅めだったから、ジャンクな感じではなくてしっとりした感じにしたくて、塩をかなり控えてみた&こしょうを無しに。気分にぴったりでした。

-玉ねぎを最初に弱火で炒めて取り出しておいて、じゃがいもが両目カリカリになってきたあたりで加えた方が火加減が楽だったかな。(玉ねぎ、焦げ目が若干ついてそれまた美味しかったけどギリギリだった。)

-にんにくとパセリがなかったので、揃えてリトライしたい。じゅうぶん美味しかったのに、さらに風味豊かに。美味しそう。

 

 

 

 

 

チキンフリカッセ

冷え込みがきびしくなるとクリーム系のスープが食べたくなる。刷り込まれているイメージに積極的に乗っかることで、何か満たされる気がするのはなぜなのかしら。

作り方は谷昇さんの「ビストロ仕立てのスープと煮込み」を参考にしました。

彼のレシピには、手順・材料すべてに裏付けがあるから、きちんと則って作りたいと思わされる。今回、主に材料の点でその通りに作っているわけではないのが申し訳なく感じるくらい。

 

>作ったもの

チキンフリカッセ

>手順

鶏もも肉に1%くらいの塩をしてしばらく置く。

にんじん(1/3本)、じゃがいも(1個)は乱切り、たまねぎ(小1個)は角切りに切っておく。

鍋にオリーブオイルを軽く引いて鶏もも肉を焼く。焦げ目がつかない程度に、全体が白くなったら引き上げる。

玉ねぎを入れて甘みがでるまで炒め蒸しにする。

肉を戻して、片栗粉を少量振りかけてしっかり炒める。

水を入れてしばらく置き、あくが出てきたらとる。じゃがいもを入れて火を弱めて蓋をせずにおいておく(15分くらい)。

別鍋で湯通ししたにんじんを入れ、しめじ(1/3パック)も適当に手で分けながら入れる。

にんじんがほどほどに柔らかくなったら、蓋をしていったん火を止める。(余熱で柔らかくする)

再び過熱してひと煮立ちさせ、塩で味を調えて、生クリームを適量入れる。あたたまったら完成。(クリーム入れてからは沸騰させすぎないこと)

ーー

元レシピについて。

・骨付き肉を使用しているのと鶏がらスープの素を入れているので

より濃厚な鶏の旨みが感じられるのだろうな(食べたい)・・・。

・とろみ付けには片栗粉ではなく強力粉を使用していました。強力粉を振りかけ、鍋肌に張り付けるように炒める作業を「サンジェ」というのだそう。

無いので片栗粉で代用してしまったけれど、やはりとろみの食感がちょっと違うなという印象。じゃがいもをあえて生から入れることでとろみの足しにしているので、無くてもよかったかもね。

片栗粉と小麦粉、とろみづけの性質はどう違うのかな?と思ったらこんなページが。勉強になります。

admcom.jp

 

コメント&改善点

+鶏がらスープの素がなかったので、調味料としては塩のみだったけど

素材の味が染み出ていて美味しかった。

+生クリーム入れているのに、澄んだ味で軽くてびっくり。レシピによると、肉に事前にしっかり塩をするのが大事で、そうしないととろみを強くしたり煮汁の味を濃くしたりしてしまう、とのこと。

 

にんじんのマリネ

今朝、近頃にしてはめずらしくすっと起きられて余裕があったので、台所に放置していた、にんじん(大きめ)1/3本ほどを素揚げしてみた。

乾燥した空気にさらされて水分が抜けている様子だから、すぐに揚がるかな、と思ったのだ。

素材の香りがふわっと立ち昇ったり、だんだんと音が変化する。揚げている途中に五感で感じるものが、いつも以上に鮮やかな印象。寝起きで、感覚器も回復したてだからなのかなーとかぼんやり思いながら。

ーー

やり方は「白崎裕子の必要最小限レシピ」に倣っています。

(このレシピ本が好きなので頻出すると思います。)

 

>作ったもの

素揚げにんじんのマリネ

>手順

にんじんを3mm幅くらいに輪切りにする。

鉄のフライパンに浸かるくらいの油をしき、にんじんを並べる。

中火にかけてじっくり揚げて、しばらくしたら箸で外に出して3秒くらいしてから戻す。野菜から出る泡が小さくなったら引き上げる。

バルサミコ酢1に対して、しょうゆ4くらい入れた容器に素揚げにんじんを浸し、冷蔵庫で味をなじませる。

(使用中のバルサミコ酢の酸味が強いので控えめに)

>コメント&改善点

+帰宅後、疲れた身体にしみました。美味しかった。

ーにんにくやハーブ類があれば入れたかった。